山の概要

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大江高山(おおえたかやま)は島根県のほぼ中央に位置する大田市の南西、大代(おおしろ)町のシンボルとして親しまれ、三瓶山群に次ぐ標高808mの連山で、三紀から四紀(二百万年前)につくられた大江高山火山群と呼ばれています。

噴火時期は百数十万年前といわれ、このときの火山活動により石見銀山(大森銀山)の銀鉱床が形成され、また、温泉津温泉の泉源もこの火山群に由来するといわれています。

登山ルート

登山道は大代町の山田コース・飯谷コースと祖式町の伊勢階(いせがい)ルートがあります。
山田コースは県道46号山田バス停から1.3㎞ほど入ると、登山口標識があり、左の斜面を登りきったところから山道に入ります。しばらくは平坦で、植林帯を抜けると、ジグザグを繰り返しながら、山頂に向かいます。単調な登りが続きますが、しだいに箱庭のような風景が開けると稜線に出て山田側ピーク779mに達します。ここから馬の背と呼ばれる吊尾根を本峯に向かいます。本峯の登りは見た目ほどきつくなく、40分程度で大江高山山頂に立ちます。
飯谷コースは最短距離で、県道46号飯谷バス停から北方へ1㎞南斜面を登ると、山辺八代姫命(やまべやしろひめのみこと)神社があり、境内裏手からは急峻で一気に山頂を目指します。

山田・飯谷コース共、春の登山道には、大田市自然環境保全条例により保護を必要とする希少な動植物として指定された、「イズモコバイモ」が自生、「ギフチョウ」が生息しています。秋には紅葉が特に見事です。山頂の眺望は北に日本海、島根半島を望み、東は石見銀山仙ノ山や山吹城址の要害山、矢滝城山を見下ろし、南は中国山脈の連山が映り、北東に三瓶山が展望できます。

標高
最高峰の高山808.0m,西峰799m
地質
新生代第四紀更新世の石英安山岩からなる
住所
島根県大田市大代町(おおしろちょう)~大田市祖式町(そしきちょう)
高山頂上位置
北緯35度03分50秒・東経132度25分43秒
登山ルート

交通アクセス

広域地図

広域地図

交通

交通

周辺地図

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大江高山の自然

山頂からのパノラマ風景

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大江高山で見られる動植物

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周辺案内

登山の帰りにお立ち寄り下さい。

大江高山そば道場

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農産物直売所・よっちゃん菜

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オススメの特産品

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手作り豆腐「水井出乃郷」
大江高山の麓に位置する水源と、島根県産の大豆で作った手づくり豆腐です。

わさびしょうゆ漬
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完全無添加の自然の味。天然醸造のお味噌です。

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